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第50回日本膵臓学会大会

会長挨拶

第50回日本膵臓学会大会 会長挨拶

 このたび第50回日本膵臓学会大会を2019年7月12日(金曜日)、13日(土曜日)の2日間にわたり東京都グランドニッコー東京台場で開催させていただきます。今回は第50回の節目の大会であり、記念すべき本大会を担当させていただくこと、大変光栄に存じます。

 日本膵臓学会は、1969年、日本膵臓病研究会として発足し、1985年に現在の日本膵臓学会と名称を改め、今回第50回大会を迎えることになりました。この間、会員数は3,800名を超え、膵臓病学では世界最大規模の学会として大きく発展してまいりました。

 このような長い歴史と伝統を持つ本学会の大会を担当させて頂くことは、私ども杏林大学医学部腫瘍内科学教室にとって大変光栄であり、会員のみなさまに心より御礼申し上げます。また、本大会開催の準備にあたっては本学消化器・一般外科と消化器内科の先生方には同じ胆膵グループの仲間として多大なご協力をいただいたことにこの場を借りて感謝申し上げます。

 今年のテーマは「膵臓病学の未来を拓く ~EvidenceとPracticeの融合」としました。医学の進歩はエビデンスの積み重ねにあります。そしてそのエビデンスを臨床現場の状況に合わせて適切に実践していくのが医療です。医学の進歩はエビデンスとプラクティスを融合させながら進めていく必要があります。そんな思いから今回のテーマを掲げて大会を開催したいと考えています。

 膵臓病は、膵癌や膵炎など依然として難治の疾患です。第50回という節目の大会において、外科医、内科医、放射線科医、病理医、基礎研究者、医療スタッフなどすべての膵臓病に携わる関係者が集まり、活発な議論を行い、連携することで、次の時代につなげていければと考えています。

 今回の開催は10年ぶりの東京になります。2日間にわたって熱く討論いただけるよう、我々教室員一同、努力してまいります。是非、多くの方々にご参集いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

第50回日本膵臓学会大会
会長 古瀬 純司
(杏林大学医学部 腫瘍内科学教室 教授)

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